董巍(とうぎ)先生のコラム「男の顔が立つ」

(とうぎ)
董巍先生のプロフィール

 世界中医薬学会連合会に本協会理事長。遼寧中医科大学卒業後、大連市第三人民医院内科勤務。1991年来日、日本医科大学丸山ワクチン研究所客員研究員、同大学薬理教室客員研究員。

 あさひ薬局で開催される漢方特別相談会のスペシャルアドバイザーとしても活躍中です。

〈第4回〉
第4回 中国2000年前から築かれた「中医薬的・精力剤に絶対はない」について

盛岡プレイタウン情報誌「Foul(ファウル)」2007年2月号 掲載 〉

 皆さんの『精力剤』『強壮剤』の印象は、「1回飲めば」男性力が「一気」に何倍も増したように思う方も多いだろう。また、『精力剤』にかける「期待」の大きさも、私たちの漢方相談の中でよく解る。ただ、「1回」でとか「すぐ」に効いた場合、普段からそれ程『精力減退』があるのではなく、「ちょっと突いたくらいの刺激」でなんとかなったと考えた方が無難である。もちろん、「魅力的なタイプ」を見て「視覚的」に違った刺激を受けただけで「元気」になる場合も、上の場合と同様と考えてほしい。

 『精気不足』は、基本的に普段から「飲食」や「生活養生」の中で『精力』を補い、「精力剤」は『いざっ行かん!!』という時の「保険」と考えておいた方が良いだろう!

 以前から話しているが、「いつ頃から減退」したのか?例えば「太ってから」「身体が冷えるようになってから」「ストレスが多くなってから」など。「根本原因」を追求した上で「養生」し、『いざっ行かん!!』という時に『精力剤』を使っていただいた方が「効率的」だと考える。

 ちなみに、今時期の「牡蠣」は、『精力アップ』の「食養生」の代表である。但し、「摂り過ぎ」は何でも「毒」となるので、「適度に」が大切である。前回掲載の『回数』についても、「適度」に「出して」は「補い」の繰り返しの指標「目安」である。

今月のオススメ/双料杞菊地黄丸(そうりょうこぎくじおうがん)

(そうりょうこぎくじおうがん)
 双料杞菊地黄丸

血行を良くし、様々な症状を改善します!

 六味地黄丸に枸杞子と菊花が加えられた生薬です。火照り、口の乾き、興奮しやすい等のタイプの方におすすめです。

 
今月のオススメ/蘭州金匱腎気丸(らんしゅうきんきじんきがん)

(らんしゅうきんきじんきがん)
 蘭州金匱腎気丸

中国では、3世紀から用いられている薬です!

 勃起しにくい、冷え症、やる気が出ない等のタイプの方におすすめです。

 

※次回は『精子』は、何で出来ているのか? 『元気』の根本は何?
をテーマにお送りします。

◆ 最新記事を見る: 第4回「中医薬的・精力剤に絶対はない」
◆ 過去記事を見る: 第1回「精力増強術・房中術」の連載開始!!
  第2回「房中術・固精守関」とは?
  第3回「中医薬的・年齢別回数」について