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老化による身体の衰えは、誰にも避けられないものです。具体的には、どのような症状が表れるのでしょうか。また、本格的な病気とならないためには、どのように生活すればよいのでしょうか。老化について、定年後の過ごし方を含めて考えてみましょう。 ※左の写真は、香港の九龍公園のプールで水中太極拳をする人々。
■ 体に表れる老化の症状 更年期、そして定年…。この時期は体も心も人生の節目にあたり、環境の変化による「うつ」症状や、加齢による性機能の衰え、排尿に支障が出始めることで悩む人が少なくありません。 ●集中力や記憶力の低下 ●トイレが近くなる ●骨がもろくなる ●目の病気になりやすくなる ●肌が過敏になる ●足腰が立ちにくくなる ●聴力が衰える ●頑固で思いこみが激しくなる ●不安感が強くなる ●性機能の働きが衰える ■ 老化により増える病気老化傾向が進んでしまうと、次のような病気に進行することがあります。 【骨そしょう症】骨がもろくなり、少しの接触などで骨折しやすくなります。 【痴呆症】さっきしたことをすぐ忘れてしまい、同じことを繰り返したりします。 【白内障】目のレンズがくもったようになり、見るものが白く濁って見えにくくなります。 【不眠症・うつ病】思考力が低下、無気力になるうつ症状が表れたり、寝付きが悪くなったりします。 【糖尿病】老化により、すい臓の機能が著しく低下し、動脈硬化や白内障の原因になります。 【高脂血症、高血圧その他】 ■ 本格的な病気になる前に人間を含め生き物は、過ごしやすい季節に活動し、寒い季節は体を休めるものです。自然の営みのように季節に合った生活をしましょう。 【春】動植物が一斉に冬から目覚め、活動し始める季節。適度な運動で、気分を明るくしましょう。 【夏】動植物の活動が最も盛んに活動する季節。冷房に気をつけ、冷たいものばかりとらないように。 【秋】秋は実りの季節。そして納める季節です。活動的になりすぎると皮膚が乾いたり、風邪を引きやすくなったりします。 【冬】いろいろなものが閉じこもり、エネルギーを蓄積する季節です。抵抗力が落ちていますので、活動的になりすぎ、逆に厚着のし過ぎも良くありません。
■ 董巍先生が見た日本
日本は世界一の長寿国ですが、痴呆症や寝たきりの高齢者が少なくありません。中国では、どの街にも大きな公園があり、そこで毎日高齢者が集い、太極拳などの運動をしています。高齢者が家やマンションで一人きりで生活することが好ましいものとは思えません。私は日本は独特な老人社会を形成していると考えています。
〈董巍(とうぎ)先生のプロフィール〉 |
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