あさひ薬局の漢方で健康家族

「女性の更年期を学ぶ」第4回:卵巣を若々しく保つために

〈2005年 7月1日号〉

 先月号の卵巣年齢チェックで“実年齢よりも高め”だったみなさんにお知らせする「卵巣の働き改善術」。毎日の生活の中で簡単にできるものですから、習慣づけていくことが大切です。

「精」と「血」

 「精がつく」という言葉もあるように、成長や老化、生殖機能にかかわる働きをする「精」。全身に栄養を与え、ホルモンの指令を卵巣に届ける「血」。この2つの働きが「卵巣年齢」に深くかかわっています。それぞれの役割が充分に働かなくなると、卵巣年齢を高める原因となるのです。

生活面で改善

【お風呂】

お風呂でリラックス 40℃くらいのお湯に半身浴で20分くらいつかるのが理想的。体に負担をかけず卵巣をじっくり温めることができ、血流も良くなります。入浴剤など“香りのリラックス効果”は、自律神経の働きが安定し、ホルモン分泌も整えられます。

【マッサージ・ストレッチ】

マッサージ

 血流の改善が卵巣の若さの決め手です。おなかまわりの血流を良くするため、骨盤周辺を動かす体操や下腹部・腰下部のマッサージを習慣に。ヨガ、気功などの教室に通うのも良いでしょう。

 

【睡眠】

 夜の睡眠では、「精」や「血」が補われ、「ホルモン」が作られていると考えられています。十分な睡眠が卵巣の働きを良くする基本です。決まった時間に起床、睡眠、食事をとる、規則正しい生活を心がけましょう。

【ストレス】

 精神的な負担は血の流れを悪くします。ストレスを感じたら、小さな気分転換をはかってみてください。おいしい物を食べに行く、エステやマッサージに通う、お香やアロマオイルでリラックス、ショッピングなど、ストレスを溜め込まないような工夫をしましょう。

【冷え】

 夏でも、冷房の効きすぎなどで冷えがおこります。下半身を冷やすと血行が悪くなり卵巣機能も低下ぎみに。おなかまわりをストールなどで保温し、服装にも気を使いましょう。

食事面で改善

〈血の流れを良くする食材 〉

香味野菜の香りの刺激が
血流を良くし、
ホルモンバランスを整える。
大葉・三つ葉・みょうが・セロリなど
スパイス類は全身の
血流をよくする。
ニンニク・しょうが・唐辛子・シナモンなど

〈血を補って精をつける食材 〉

海産物はホルモンの
材料となる成分が豊富。
うなぎ・帆立・えび・あさりなど
スパイス類は全身の
血流をよくする。
ニンニク・しょうが・唐辛子・シナモンなど
加齢による衰え防止、
血液さらさらのビタミンE。
アーモンド・ピーナッツ・くるみ・アボカドなど
赤いものは「血」を補い
「血流」を良くする。
赤身の肉や魚、くこの実など
黒いものは
「精」「血」を補う。
黒ごま・きくらげ・黒豆など

※同じ食材でも、生のままで、炒めて、煮込んで、というように、調理法を変えると、いろいろな栄養成分を吸収することができます。

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