あさひ薬局の漢方で健康家族

「女性の更年期を学ぶ」第6回:本格的な更年期を迎えて

〈2005年 9月1日号〉

 一般に40代半ばから50代半ばは、更年期の本格的な時期といわれています。女性の体はこの時期閉経を迎え、女性ホルモンの減少によりいろいろな体調の変化が訪れます。食事や睡眠、適度な漢方などにより体調の維持を心掛け、症状がきつい時には婦人科を訪ねるなどして症状をやわらげることも大切です。

40代半ば〜50代半ばころの体の特徴や変化

【閉経間近のころ】

 更年期の症状と同様、閉経には個人差も大きくあります。一般には50才前後に訪れる場合が多く、40代半ばから次のようなさまざまな体の変化が顕著になります。

 ・深いシワや白髪の増加
 ・集中力や記憶力の低下
 ・不安感が強くなったり落ち込みやすくなる
 ・骨がもろくなり骨折しやすくなる

 卵巣の働きが低下してくるため、生理のリズムも乱れ始めます。回数や経血量も減り、性欲の衰えや分泌物も減少します。

【閉経以降】

 リズムが乱れ、不規則になっていた生理の周期が徐々に減り、やがて閉経を迎えます。膣内の乾燥が進み、抵抗力も弱くなるので膣炎などを起こすことも。また次のような症状も見られるようになります。

 ・足腰に力が入らなくなる
 ・白内障など目の病気にかかりやすい
 ・白髪が増加し、髪も薄くなる
 ・思いこみが激しくなり、頑固になる

 閉経後の子宮は、柔軟さがなくなり堅く萎縮。大きさとしては思春期のころに近いサイズまで変化しています。

体調管理が第一

 変調の少ない、楽な更年期を迎えるには、前回までお伝えした体の準備がなんといっても肝心。規則正しい睡眠や食事を心掛けるなどして体調を整えましょう。もともと更年期という言葉は、英語の「クライマテリック」を訳したもの。語源はギリシャ語で「階段のステップ」という意味でもあります。熟年を迎え、人生における次のステップとして前向きに、気負うことなくつき合いましょう。

軽いウオーキングを始めよう!

ウォーキング

 更年期障害の改善には、ウォーキングなどの軽い運動が効果的です。

 ・ストレスが解消されリラックス効果
 ・疲れにくい体に
 ・血中コレステロール低下
 ・カルシウムの吸着促進で丈夫な骨

マイペースを心掛けることで習慣にしていきましょう!!

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