あさひ薬局の漢方で健康家族

「女性の更年期を学ぶ」第8回:漢方的な体質チェック

〈2005年 11月1日号〉

 年齢を重ねるにつれ、誰しも身体の変化を感じるもの。今現在は特に不調でなくとも、何かしら体質的な偏りはあるものです。この偏りを放っておくと老化を早めてしまったり、穏やかな更年期の妨げとなることも。今回は、五つに分類した体質表で、自分の生理と心の状態をチェックしてみてください。

〔チェックの仕方〕

 自分の思い当たる項目をチェックしていってください。もっともチェック数の多い部分が、現在の生活のまま更年期を迎えたときに当てはまるタイプです。

生理でチェック 心の状態でチェック その他  

短いときや長いときなど生理周期が不安定

生理前に胸や腹部が張る

生理前にイライラしやすく、頭痛や眼痛を伴う

ストレスがたまりがちな生活を送っている

多忙で、いつも気持ちが張りつめている

ストレスに弱く、怒りっぽい

イライラして怒った後に落ち込むなど、精神的に不安定

目の奥の痛みや頭痛、肩こり、めまい、耳鳴りがある

血圧が不安定で、低いときと高いときがある

便秘と下痢を繰り返しやすく、おならも多い

A:更年期にイライラタイプ

経血量が少なく、色も薄く水っぽい

生理中は疲れやすく、眠りが浅い

特に生理中に気持ちが落ち込みやすい

うつ気味で不安定感が強く、心配性

くよくよしやすい

物事をなかなか判断できない

感受性が高く、繊細で人の言葉に傷つきやすい

悩みを抱えている

眠りが浅く、寝付きも悪い

夢をよく見る。現実的で嫌な夢が多い

動悸(どうき)を感じることがある

舌にぴりぴりした痛みやしびれを感じることが多い

B:更年期にくよくよタイプ

経血量が以前より増え、だらだらと続くことが多い

経血の色が黒っぽく、レバーのようなかたまりが混じっている

生理痛がひどい

不正出血がある

精神的には比較的落ち着いている

以前より少し頑固になった

肩こり、頭痛がおきやすい

子宮内粘膜症や子宮筋腫がある

舌の裏の静脈、唇、舌、手の母指球が紫色っぽく、舌の表面に紫色の斑点がある

しみ、そばかすが多い

出産経験が無い

C:更年期に生活習慣病になりやすいタイプ

経血量が少なく、ネバネバしている

経血の色が濃い

排卵期や性的興奮時の分泌物が少ない

興奮しやすく刺激を受けやすい

焦燥感があり、常に動き回っていないと不安

舌のこけが少なく、つるんとしており、亀裂が入っている

やせ型で、太らない

頭、首、腋の下にねっとりとした汗をかき、寝汗もある

かかとがガサガサしている

便秘がち

D:更年期にほてるタイプ

生理中に身体が冷えやすい

生理中に冷えると下腹部が痛み、暖めると楽になる

経血の色が黒っぽい

物事に無頓着で、鈍感なところがある

外向的ではなく、家にこもっているのが好き

バイタリティがなく、消極的

冷え性で、特に下半身が冷える

胃腸が弱く、体力がない

非常に疲れやすく、体を動かすのが苦手

平熱が36.5度以下

性欲があまりなく、性生活は淡泊

E:更年期に冷えるタイプ

次号から、その当てはまったタイプ別にそれぞれの詳しいアドバイスをご紹介します。
付きのA〜Eのタイプ名」をクリックするとアドバイスのページが開きます。

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