あさひ薬局の漢方で健康家族

卵巣年齢を学ぼう:女性の老化は卵巣から始まるって、知っていましたか?

〈2007年 3月1日号〉

 女性にとって卵巣は、生理の周期を整えて、妊娠をサポートしたり、女性らしい体や気持ちをコントロールする大事な働きを持っており、冷えやストレスなどの生活習慣によって影響を受けやすく、とてもデリケートです。そして、女性の老化は、この卵巣の働きの変化から始まります。つまり「卵巣年齢」は、女性の若々しさのバロメーターなのです。「卵巣年齢」を知り若さを保つように心がけましょう。

■成長途中の10代〜20代前半

 この時期の無理なダイエットやストレスはとくに禁物。生理やホルモン分泌のリズムが整う大事な時期。卵巣機能の成長にダメージを与えることは避けたい。無理なダイエットやストレスは卵巣機能を低下させたりその後の老化を早めたりしてしまいます。

■卵巣の働きがピークの20代半ば〜30代前半

 ホルモン分泌が盛んで、妊娠・出産にもっとも適した時期。卵巣の血流量がピークを迎え、卵巣に栄養が行き渡り、ハリのある時期。肌や髪にも女性らしいツヤがでます。もっとも妊娠に適した時期といえます。

■卵巣が疲れてくる30代後半〜40代

 生活の乱れが心と体に大きく響く。ホルモン分泌量が減少し、卵巣機能が低下しはじめるこの年代は、不規則な生活やストレス、疲労などによって生理やホルモン分泌がくずれやすくなります。こうした卵巣の調整機能の乱れが頭痛や肩こり、不眠や不安など自律神経症状といわれる全身の不調があらわれることもあります。

※老化が意外に早いと思われますが人間の体では、生死にかかわる度合いの少ない臓器から、老化が始まるといわれます。卵巣が老化すると、子どもはできなくなりますが生命維持には支障はありません。「女性の老化は卵巣から」というのはこのためです。

卵巣の若さは「血流量」で決まります

漢方養生法で卵巣を若返らそう!!

 漢方では、卵巣の働きには「精」「血」が関係していると考えます。「精」とは生殖機能や成長、老化にかかわる働きのこと。「血」は、血液のように全身を流れて栄養を与えるものを指します。この「精」「血」が十分に働くことで、卵巣の機能は若々しく保たれます。毎日の暮らしから卵巣の若返りを図りましょう。

おすすめ卵巣パワーアップ食材

「血」を補って「精」をつける食材です。   「血」の流れをよくする食材

●海の物…サザエ、ホタテ、ウナギ、アサリ、エビ。ホルモンの材料となる成分が豊富。

●ネバネバしたもの…山イモ、納豆、モロヘイヤ、オクラ。更年期の近い方にもおすすめ。

●ナッツ類…クルミ、松の実、アーモンド。産後や加齢による衰えを防ぎます。

●黒いもの、赤いもの…クコの実、黒ゴマ、黒豆、キクラゲ、赤身の肉・魚。黒いものは「精」「血」を補い、赤いものは「血」を補い、血流をよくします。

●香味野菜…ネギ、ニラ、セロリ、ウド、三つ葉。血流をよくし、香りが脳に刺激を与え、ホルモンバランスを整えます。

●スパイス類…ニンニク、ショウガ、シナモン、ガラムマサラ。全身の血流をよくすることで、卵巣の働きをサポート。

 

※同じ食材でも調理法によって吸収できる栄養成分が変わってきます。調理法のバリエーションを豊かにし、毎日の食生活に上手に取り入れましょう。

     

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