あさひ薬局の漢方で健康家族

ストレス度チェックで、春を乗り切ろう!

〈2007年 5月1日号〉

 春は、入学・入社・人事異動などによって生活環境が変わりやすい季節。いわゆる「五月病」という言葉で表されるように、ストレスからくる体の不調が多くなる時期でもあります。下のチェック表であなたのストレス度をチェックした上で、ストレスに対する抵抗力をつけるようにしましょう。中医学では「肝」の働きを高めることが、その手段となります。

体の不調がひどくなる前に、ここでストレス度をチェック!

  • □ 目の疲れをいつもより感じ、充血もしやすい
  • □ 寝つきが悪く、眠りも浅い
  • □ イライラ感が募り、つい怒りっぽくなってしまう
  • □ 爪がもろくて、割れやすい
  • □ 急にひどく落ち込んだり、ゆううつな気分になりがち
  • □ 胃やおなかが張って、ガスやゲップが出やすい
  • □ 普段より睡眠中によく夢を見る
  • □ 胸部や両脇に張りを感じる
  • □ 感情の起伏が激しく、焦燥感にかられる
  • □ 便秘や下痢を繰り返しやすく、食欲もムラがある
  • □ 血圧が普段より高い状態が続く
  • □ 生理不順や月経前症候群に悩まされている
  • □ 舌の側面が赤くなり、薄い白または黄色いコケがみられる
  • □ たびたび偏頭痛にみまわれる
  • □ 顔色が青白く、ツヤがない
1〜4個は軽度のストレス、5〜9個は中度のストレス、10個以上は重度のストレス 

チェックが5個以上の中度・重度のストレスの人は「肝」の働きを高めましょう

 中医学の基本となる考え方の一つである五行学説では、春を「肝」の季節としています。肝は、西洋医学でいう「肝臓」の働きだけでなく、精神活動をコントロールする臓器と中医学ではとらえられています。春によく働く肝は、この時期に病みやすい臓器でもあります。気・血をスムーズに巡らせる「肝」の働きが低下すると、血行障害、充血やめまいなどの目の症状、イライラや不眠などの精神症状が現れます。ストレスによるこれらの症状を改善するためには、「肝」本来の働きを取り戻すことが大事です。

「肝」の働きを高める食材

菊の花

菊花は、肝の疲労を解消して、おもに目の症状を改善してくれます

菊の花
オレンジ・ミカン

酸味のある柑橘系は、肝の働きを高め、気分をすっきりさせてくれます

オレンジ

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