あさひ薬局の漢方で健康家族

寒さと乾燥に気をつけて! 冬のお肌対策を

〈2007年 12月1日号〉

 年の瀬を迎え、いよいよ本格的な冬到来。乾燥、低温などこの時期は何かと体のケアが大切になってきます。外見だけでなく、体の中からトラブルに対処する東洋医学の考え方を取り入れて、お肌の冬支度を万全に! 

 

健康肌にはまず体のバランスに注意

  中医学(中国の漢方医学)では、人間の体を五臓と「気・血・津液(水)」から考えます。おのおののネットワークがきちんと働き、バランス良く保たれることが健康には必須。肌に関しては「気・血・津液(水)」を基本物質とし、人それぞれに見られる症状から、さらに細かくいくつかのタイプに分けることができます。

 寒い時期に気になる肌の状態はさまざまですが、中でも潤い、ツヤ、滑らかさに関係するのは基本物質のうちの「津液」。血液とは別の体内に存在する生理的な水液で、このバランスが崩れると、陰虚(水液の不足)、痰湿(水液の停滞)により、多くのトラブルが引き起こされてしまうことになります。

津液による二つのタイプとその対策を知る

陰虚

[症状]
  • 唇、目の乾燥。口の渇き
  • 肩、スネに粉がふく
  • 髪の毛のツヤが不足しぱさぱさに
生活&食養生のポイント

 レンコン、ユリ、ナシ、白キクラゲ、緑野菜を積極的に摂りましょう。菊花茶も効果的。日々の生活では夜更かしをせず、規則正しい毎日に気を付けお酒やタバコは禁物。食事の際には辛い物を控えるように心がけましょう。

痰湿

[症状]
  • 湿疹が出来やすい
  • 髪の毛がべたつく
  • まぶた、足がむくみやすい
  • 軟便気味。
生活&食養生のポイント

 コンブ、ワカメなどの海草類を積極的に摂りましょう。濃い味つけや脂っぽいメニューを避け、飲み物には刺激の少ないはと麦茶もおすすめです。あまり激しくない運動も大切。軽く汗をかくくらいに体を動かし、デトックスを意識しましょう。

※それぞれのタイプには西洋人参、生地黄や五行草、チャガなど肌に適した生薬もおすすめです。

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※漢方薬は種類も様々。症状に合わせた処方が必要なので、必ずご相談の上でお求めください。

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