
中医学(中国の漢方医学)では、冷え性は「冷え症」と呼ばれ、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の働きと深い関わりを持つ「気・血・水(津液)」のバランスが崩れることが原因とされています。
「冷え症」になると、体温とともに免疫力も低下するため、さまざまな健康障害にかかりやすくなるのが特徴。春から秋にかけて、スギやヒノキなどの花粉にアレルギー反応を起こす花粉症もその一つです。
さまざまなタイプがある「冷え症」の中で、花粉症に関係するのは、水分代謝の悪い「寒邪」。冷たい飲食物の取りすぎや過労、ストレスなどが重なり、胃腸の機能が低下することが原因です。そのまま体内に余分な水分が滞り、「肺」の働きが弱まると、鼻や喉の炎症へとつながっていきます。基礎代謝が落ちているため水分が排出されにくく、治りにくいのがつらい点です。
冷えからくる花粉症は、生活環境や食事内容などでも左右され、人によって症状はさまざま。それぞれに合った対策を早めに立てて、新しい季節を満喫しましょう。
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