あさひ薬局の漢方で健康家族

早めに冷えを改善して花粉症を防ごう

〈2008年 3月1日号〉

 3月に入り、寒さもいくらか和らいできました。厳寒期を過ぎると、冷え性に代わり、くしゃみ、鼻水などに悩まされる花粉症が目立ってきます。一見無関係に思える二つの症状ですが、実はこの時期の花粉症には、冷えが大きく関係していることをご存じですか。今月は、冷えからくる花粉症を取り上げます。

 

冷える生活を見直してさわやかな春を

 中医学(中国の漢方医学)では、冷え性は「冷え症」と呼ばれ、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の働きと深い関わりを持つ「気・血・水(津液)」のバランスが崩れることが原因とされています。

 「冷え症」になると、体温とともに免疫力も低下するため、さまざまな健康障害にかかりやすくなるのが特徴。春から秋にかけて、スギやヒノキなどの花粉にアレルギー反応を起こす花粉症もその一つです。

 さまざまなタイプがある「冷え症」の中で、花粉症に関係するのは、水分代謝の悪い「寒邪」。冷たい飲食物の取りすぎや過労、ストレスなどが重なり、胃腸の機能が低下することが原因です。そのまま体内に余分な水分が滞り、「肺」の働きが弱まると、鼻や喉の炎症へとつながっていきます。基礎代謝が落ちているため水分が排出されにくく、治りにくいのがつらい点です。

 冷えからくる花粉症は、生活環境や食事内容などでも左右され、人によって症状はさまざま。それぞれに合った対策を早めに立てて、新しい季節を満喫しましょう。

冷え×花粉症チェックシート

チェックが5つ以上→花粉症予備軍
8つ以上→重度の花粉症

  • 薄い透明な鼻水が出る
  • 風邪をひきやすい
  • おなかや腰回りが冷える
  • 冷えると足がだるく、むくみやすい
  • くしゃみ、寒気が特にひどい
  • もともと胃腸が弱い
  • 関節が痛む
  • 体がだるく、動くとますます疲れる
  • 下痢しやすい
  • 食欲不振である

冷え症のための花粉症対策

生活

 体を温めることが基本。上半身よりも、特に冷えやすい下半身をしっかりガードしましょう。体を温めるツボが集中している尾骨や下腹部に、使い捨てカイロを貼るのも効果的です。
  外出する時にはマスクやメガネ、帽子などで花粉を防ぎ、帰宅したらうがい・手洗いをこまめにすることが大切です。適度な運動を心掛け、疲れをためないようにしましょう。

※腎兪(じんゆ)は、脊椎(せきつい)の骨2つ分上・左右約3cm外側にあるツボです。

食養生

 体を冷やす南国生まれの果物や食品添加物は避け、お酒やタバコもできるだけ控えましょう。おすすめの食材は、アレルギー抑制効果のあるサバ、サンマ、イワシなど背の青い魚、体を温める唐辛子、生姜、ネギなど。それぞれの症状に合わせ、高麗人参や肉桂(シナモン)、ナツメ、紅花、黄耆(おうぎ)、シベリア霊芝(れいし)などの生薬を取り入れるとさらに効果的です。

※症状が改善されない場合は、専門の医療機関に相談しましょう。

★ご相談により、商品の地方発送も承っております。

※漢方薬は種類も様々。症状に合わせた処方が必要なので、必ずご相談の上でお求めください。

ご注文はフリーダイヤル 0120-204777 へ。

受付時間:平日 8:30〜19:30/日・祝 9:30〜16:30(第2・第3日曜休み)

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