あさひ薬局の漢方で健康家族

自分に合ったシミ対策で白く美しい肌を手に入れよう

〈2008年 6月1日号〉

 「目は口ほどに物をいう」といわれ、顔の印象を大きく左右する目は、全身の健康状態も反映する重要な感覚器官です。パソコンなどによる疲れ目やかすみ目、ドライアイなどを放置すると、老眼や老人性白内障などにつながることも。気になる症状がある場合は早めに対策を立て、目の健康を守りましょう。

 

目をつかさどる「肝」を整えて老眼予防

 中国の漢方医学では、体の各部分に有機的なつながりがあり、内臓と感覚器官も連携していると考えられています。目をつかさどる内臓は、自律神経系や血液の貯蔵に関わる「肝」。「肝」は、発育や生殖に関係する「腎」と補い合って、目に栄養分を送り、目の新陳代謝を促進しています。

 目を酷使して栄養分が消耗されると、回復が間に合わず、さまざまな不調のもとに。さらに、加齢による「肝」と「腎」の衰えは、老眼の引き金にもなります。目の健康を維持するには、疲れた目を休めつつ、「肝」を補う食材を積極的に取ることが大切。体の内側から働きかけることで、若々しい目を保つことができます。

目と肝の健康度チェック:数が多いほど、目と肝が弱っています。

目
  • □目の疲れや充血が目立つ
  • □光をまぶしく感じる
  • □目がかすむ
  • □急に眼鏡が合わなくなった
肝
  • □顔色が青みを帯びている
  • □ニキビができやすい
  • □シミが出やすい
  • □顔がのぼせ、手足が冷える
  • □イライラ、憂うつなど情緒不安定
  • □便秘気味で、胸や腹部が張る

養生法

  • 目を使い過ぎないようにし、定期的に目を休める。
  • 蒸しタオルで目を温め、目の周りを優しくマッサージする。
  • 遠くを見る、目を動かすなどして、目の緊張を和らげる。
  • アロマセラピーを取り入れてリラックスする。

食養生

  • 人参…肝臓に作用して血を養い、目の疲れを取り除く。
  • ブルーベリー…肝機能を高めるほか、抗酸化作用のあるポリフェノールが目に有効。
  • レバー・うなぎ・どじょう…血液を増やして肝臓の機能を整え、視力の低下や貧血を防ぐ。
  • 菊花茶・枸杞(くこ)の実茶・ハブ茶…目の充血を防ぎ、疲れを予防。菊花茶は、さわやかな香りでリラックス効果もあり。

控えたい食べ物

 生ものや冷たい飲み物は、体を冷やして血行を悪くするので避けましょう。また、お酒は目を充血させるのでほどほどに。

処方例/杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、
双料杞菊地黄丸(そうりょうこぎくじおうがん)、逍遙散(しょうようさん)など

疲れ目に効果あり、簡単ツボ押し体操

目の周辺のツボ分布図 眼精疲労の主な原因は目の使い過ぎ。定期的に目を休め、体操などで緊張をほぐすことで、視力の回復が期待できます。学校の指導などで目の体操が普及している中国では、優れた効果が出ているとか。簡単な体操なので、ぜひお試しを。

  • 1)親指を耳たぶの下の翳風(えいふう)に当て、人さし指または中指を眉毛の内側にある攅竹(さんちく)に置き、攅竹から下にかけて8回もむ。
  • 2)人さし指を目の内側の先にある睛明(せいめい)に移し、上下に8回押す。
  • 3)瞳孔の真下にある四白(しはく)に人さし指を置き8回押す。四白は神経が通っており、押すと気持ちのいい部分。
  • 4)左右の目尻と眉尻を結ぶ線の中間から、指幅2本分耳側のくぼみ・太陽(たいよう)に人さし指を置き8回もむ。
  • 5)両方の眉毛の中央にある印堂(いんどう)に人さし指を置き8回押す。
  • 6)眉毛の内側から外側にかけて8回マッサージするようになでる。
  • 7)両手の合谷(ごうこく)を8回押さえる。

※症状が改善されない場合は、専門の医療機関に相談しましょう。

★ご相談により、商品の地方発送も承っております。

※漢方薬は種類も様々。症状に合わせた処方が必要なので、必ずご相談の上でお求めください。

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