あさひ薬局の漢方で健康家族

腕・背中・首まで痛い… つらい肩凝りにサヨナラしよう

〈2008年 8月1日号〉

 現代の生活は、パソコンの使い過ぎによる眼精疲労、車の利用で筋力が低下し姿勢が悪くなるなど、肩が凝りやすい要素がたくさんあります。カチカチに硬くなる、頭痛やめまいを伴うなど、重い肩凝りに悩む人も多いのでは。まずは自分の体質をつかみ、身近なことから対策を始めましょう。

 

「気」と「血」を巡らせることが肩凝り解消の鍵

 一般的に肩凝りは、筋肉疲労や首と肩をつなぐ神経が圧迫されることが原因とされています。姿勢の悪さや睡眠不足など、生活習慣の影響が大きく、慢性化しやすいのが特徴です。

 中国の漢方医学(中医学)では、肩凝りは消化・吸収・排泄を司る「気」と、体に栄養と潤いを与える「血」の巡りが悪くなることが原因とされ、動脈硬化や脳梗塞などにもつながると考えられています。ストレスなどにより「気」の巡りが悪くなった気滞(きたい)と、「血」が滞って頭痛を伴う 血(おけつ)などが代表的です

 この二つは無関係ではなく「気」の停滞に影響され、「血」の巡りが悪くなることもあります。

 肩凝りは、ただつらいだけでなく、全身のバランスが乱れている証拠でもあります。肩凝りに悩まされている人は、自分の状態をよく見極め、姿勢や運動、リラックス法などを工夫してみましょう。

手軽に刺激できる肩凝りのツボ/手三里(てさんり)と曲池(きょくち)

※ツボの場所には個人差があります。体の反応を確かめながら刺激しましょう。

中医学による代表的な肩凝り2タイプ

  ストレスがたまった気滞(きたい) 血液循環が悪いお血(おけつ)
症 状

□肩は張ったような痛みがある

□ストレスに弱い

□イライラしやすく怒りっぽい

□お腹が張ってガスが出る

□肩の同じ場所がチクチクと痛い

□皮膚のかさつき・黒ずみがある

□立ちくらみがある

□血色が悪い

養生法

「気」の巡りが悪い状態。自律神経のコントロールがうまくできず、精神的に不安定で、イライラや落ち込みなどが表れやすい体質です。長時間同じ姿勢をとらないようにし、ぬるめのお風呂に入る、趣味や旅行を楽しむなどしてストレスを解消しましょう。

緊張が持続して血液循環に影響し、血行不良を引き起こした状態。「気」の滞りから 血になることもあり、血液の流れがつまると、そこに老廃物がたまり痛みが生じます。手の平を下に向け、腕を伸ばして上下に動かすと、上半身の血行促進に効果的です。

食養生

香りのある食べ物がストレス解消に役立ちます。シソや三つ葉、クレソン、春菊などのほかペパーミントやローズマリー、タイムなどのハーブもおすすめです。

生薬では加味逍遙散(かみしょうようさん)や星火逍遙丸(せいかしょうようがん)などが効果的です。

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生薬では加味逍遙散(かみしょうようさん)や星火逍遙丸(せいかしょうようがん)などが効果的です。

※症状が改善されない場合は、専門の医療機関に相談しましょう。

★ご相談により、商品の地方発送も承っております。

※漢方薬は種類も様々。症状に合わせた処方が必要なので、必ずご相談の上でお求めください。

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