お母さんの健康専科

2人目が欲しい 編

〈2005年 2月号〉

第一子産後の養生について

 産後のお母さんのからだは時間をかけて体力の回復をはかっていくことが必要です。この時期の養生のしかたが、その後のお母さんの健康を左右することになります。

 妊娠中には栄養が大量に消費され、出産時には出血…お母さんの体力はへとへとになっています。産後の炊事は1ヵ月くらい休ませてもらい、外出もひかえます。体を冷やさないよう、冷たい風に当たったり、冷たい飲み物や生ものはさけましょう。病気に対する抵抗力が落ちるので、冷えや湿度の影響から関節痛や腰痛が慢性化しやすくなります。

 食事面では栄養たっぷり、のお腹に負担のかからない料理など工夫してみると良いでしょう。悪露(おろ)が止まらない・疲れやすい・顔色がすぐれない・めまいや動悸・汗をかきやすい・風邪をひきやすい・などといった症状は、血の不足からくるものです。血行を良くしてきれいな血にすることが産後の養生の第一歩でもあります。

〈 気、血を補う食べ物 〉

やまいも・納豆・おくら・えび(火を通したもの)・赤みの魚、肉(火を通したもの)・生姜・バナナ・黒ごま・黒米・黒豆・ナッツ類など

第二子不妊について

 二人目の子供がなかなかできずに悩んでいる方、その理由の一つに、産後そのものに原因がある場合があります。産後の養生をしっかりやらないと、産後うつ病や育児ノイローゼ、さらには第二子不妊にもつながりかねません。妊娠から出産、育児と母体にとっては負担の連続です。そのため、ホルモンの働きが低下するなど、体の消耗が妊娠しにくい体をつくってしまうのです。ホルモンバランスがもとにもどるには、約8ヵ月かかるといわれています。

生理周期と基礎体温

 生理の周期が25〜26日間だった人が32〜33日間になったなど変化が見られた場合、体にも何らかの異変が起きているかもしれません。基礎体温表より、低温期と高温期がはっきりしない、排卵期が長い(14 日間以上)高温期が短い(12日間以下)などは不妊に関係する現象です。生理不順には無排卵月経・卵子の質が悪い・排卵がうまくいかない・黄体ホルモンの働きが悪い、などの危険性が潜んでいる可能性があるのです。このような状態を、漢方では「虚証(きょしょう)」(ホルモンの働きが低下している)と考えます。

生理周期と基礎体温変化

生理周期と基礎体温グラフ

ホルモン分泌量の推移

ホルモン分泌グラフ

低温期:1〜7日にかけての月経期は、受精が成立しないと黄体ホルモン、 卵胞ホルモンの分泌が急減。生理の始まりとともに基礎体温が低下。
7〜14日にかけての卵胞期は、卵胞ホルモンの分泌が高まり始めるが、体温を上げる性質がないのでこの時期も比較的低温期になる。

排卵期:卵胞ホルモンのピーク直後、黄体ホルモンの分泌が始まるころに、基礎体温はいったん下がり、再び上昇。

高温期:黄体ホルモンの分泌が高まり、排卵後一週間でピークに。体温を上げる性質があるので高温期に。

※生理の周期と基礎体温表は自分の体を知る大切な手がかりです。朝起きたら基礎体温のチェックをしましょう。

〜子供はさずかるもの、だから大切に育てたい。〜

 特に原因はないけど「子供ができにくい」と悩んでいる方、子供は「つくる」より、「さずかる」と考えることで夫婦でリラックスできるのでは?

※生理周期や基礎体温などに異常を感じたら、医療機関での検査をおすすめします。

婦宝当帰膠

貧血、冷え性、生理痛、生理不順に

(ふほうとうきこう)

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「すてっぷきっず」は、岩手県盛岡市と近郊エリアで配布されている育児情報フリーペーパーで、「あさひ薬局の漢方で健康家族」のタイトルで、お母さん向けの健康コラムを連載中。ホームページ用にアレンジしたのが「お母さんの健康専科」です。

発行日:最新号10/03(年4回発行)
配布エリア:盛岡市・滝沢村・ 紫波町・矢巾町
発行部数:132,000部