〈2005年 4月号〉
出産を経験された方は“妊娠”や“分娩”の大変さをおわかりでしょうが、産後のお母さんは体力を消耗してへとへとになっています。昔の人は、母体の痩せ細った体が徐々に回復し、体に肉がついて肥えていく事を「肥立ち」と呼び、回復のよしあしにより「産後の肥立ちが良い・悪い」と表現していたようです。
産後はゆっくり養生したいところですが、そうもいってられないのが現状です。妊娠・出産で体力を消耗したお母さんは疲労が十分にとれないうちからその後の育児(授乳・夜泣きetc…)でさらに体力を消耗することになります。産後の養生がしっかりできなかったお母さんの中には、リュウマチになる方も多いようです。
「産後の肥立ち」という表現には精神状態も含んでいます。産後は涙もろくなったり、イライラしたり、精神的に不安定で軽いうつ状態にあります。出産によるホルモンバランスの変化と、育児からくる心身の疲労などさまざまなストレスが原因です。このマタニティーブルーは多くのママが経験している一過性のものですが、できる範囲で家族がサポートしてあげてください。完璧を求めず、気分転換をはかりましょう。
産後、1日に必要なカロリーは、母乳で育てている方で約2,500kcal。ミルクで育てている方は、20代一般女性と同じ約1,800kcal。栄養が足りないと産後の体力回復が遅れることがあります。1日3食の生活リズムはくずさないようにしましょう。逆に、食べ過ぎは産後太りになるのでご注意を!
穀物・根菜・野菜・海草・豆類中心に。
※やまいも・納豆・おくら・えび(火を通したもの)・赤みの魚・肉(火を通したもの)・しょうが・バナナ・黒ごま・黒米・黒豆・ナッツ類などは、気・血をおぎなってくれます。
揚げ物・生魚・卵・牛乳・砂糖・生の果物・生野菜
子宮がもとの大きさに戻ろうと収縮する時に痛みをともなうことも。これにより、悪露の排泄も促されます。痛みには個人差がありますが、症状がひどいようなら医師へご相談を。
分娩時についた傷から細菌が入り感染し、38〜39度の高熱を発します。清潔を心がけ、病院で適切な処置を。
乳首にできた傷などから細菌が入り、炎症をおこします。発熱と痛みをともない、赤く腫れます。清潔を心がけ、母乳がたまりすぎるのを防ぎましょう。化膿している場合は切開することもありますので病院での受診を。
膀胱の粘膜に炎症が起きる病気で、出産後の傷の痛みからトイレをがまんしたり、過労、陰部の清潔が保てないなどによる細菌感染です。急性膀胱炎の場合、尿が近くなったり、尿がにごったり、排尿後の痛み、残尿感などが主な症状。水分を多くとり、清潔を 心がけましょう!
出産による血の不足です。精神的に不安定でめまいなどの症状もみられます。
気の不足です。だるくてやる気が起こらないなど。
※子宝相談、生理不順、生理痛、冷え性、産後の養生などでお悩みの方、 ぜひご相談ください。
★ご相談により、商品の地方発送も承っております。
※漢方薬は種類も様々。症状に合わせた処方が必要なので、必ずご相談の上でお求めください。
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「すてっぷきっず」は、岩手県盛岡市と近郊エリアで配布されている育児情報フリーペーパーで、「あさひ薬局の漢方で健康家族」のタイトルで、お母さん向けの健康コラムを連載中。ホームページ用にアレンジしたのが「お母さんの健康専科」です。
発行日:最新号10/03(年4回発行) 配布エリア:盛岡市・滝沢村・ 紫波町・矢巾町 発行部数:132,000部